僕は何十回ってこの映画を観ているけど、不思議な事に観るたびに新しいことに気付かされている。こないだ、観た時には「死んだ人の話は生きている人にしかできない」ということを改めて感じた。登場人物のほとんどが「死」についての話をしているけど、これって生きている人にしかできないということ。話は出てくるけど、実際には登場してこない。普段生活をしている中でもけっこうこういう事はあると思う。誰かが死んだとか、何かを失ったとか、話を聞いている側は実体の分からない「ある死に対する記憶」とだけ接することになるということ。